年金で入れる【特養】に入所するのに必要なこと

年金で入れる【特養】に入所するのに必要なこと

母親(83歳)が脳梗塞で 急性期病院に救急車で運ばれて命を取り留めたかと思うと、翌日には看護師さんから「ここは急性期病院ですので次の療養する病院の紹介をするためにソーシャルワーカーが病室に伺うと思いますのでよろしくお願いいたしますね。」

 びっくりしました。  (もう退院の話・・意識がまだもうろうとしているのに。)

  その時点で2週間くらいの入院になります!!と断言されました。

しかし、いざ高齢者施設を探すとなると、いったいどんなところがあるのか・・・さっぱり分かりませんし、費用はいくらかかるのだろう?と不安になりました。

ネットで調べてみても高額な有料老人ホームの案内ばかりが出てきてしまい、母の生活している年金でおさまる施設がなかなか調べても出てこないんですね、

ソーシャルワーカーの方からは 2、3ヶ所の療養型の病院を紹介されました。

 特に、いまだに基準がよく分からないのですが,・・半年しか置いてもらえないところ、1年くらいは大丈夫なところ・・また終身でみてもらえる病院もあるようでした。

 早速 3ヶ所とも見にいきましたが どこもベットに寝たきりの状態で・・ そのうちの一つは産婦人科病院で 「1日に何度か見回りますが・・亡くなっているところを発見することもないとは言えません。」(・・?) と言って 淡々と費用の話を進めてくる所がありました。

家族で知ってている病院や施設があれば,病院を通さなくても家族で申し込みをして 受け入れてくれれば大丈夫です。

急性期病院 退院後の行き先

🟠 介護老人保険施設

🟠 介護療養院

🟠 特別養護老人ホーム(特養)

🟠 有料老人ホーム

🟠 自宅

クリスタル
クリスタル

平均在所日数

<特養 > 1284

<老健> 299日

<介護療養型医療施設 > 491日

厚生労働省 平成29年介護サービス施設

事業所調査より

クリスタル
クリスタル

入所した病院や施設によって

寿命が決まるんだ〜

と思いました。

まず考えないといけないのは費用のことですよね。

特養について

他の施設に比べて「住まい」としての性格が強いことが特徴です

原則65歳以上の要介護3以上の高齢者で 医学的な管理が必要な人は入居できないことがあります。

おおよその費用

🌟 月額料金の目安(おむつ代を含)

所得によって5〜15万円(高額介護サービス費として介護保険から毎月一部戻ってきます。)

入所の条件
条件

🌟 要介護3〜5

🌟 原則 65歳以上

入所のコツ

◉ 数カ所の施設に申し込みをする。(申込書のコピーでもいいので使い回しできます。)

◉ パートでも仕事が忙しくてとても介護できる状態ではないと伝える。

◉ リハビリをしてほしい!とかトイレに定期的に連れていってもらいたい!
またケガなどをさせてほしくない! など入所する前から こちらの要望をあれこれ言わない

(申込順に入居できるのではなく,より重度や身寄りがないなどの条件を優先させ 月に1度の会議で決まるようなので,やはり家族の状況もよく見られていると思いました。)


入所にあたって特に大切だと感じた条件


. 家族全員がフルタイムで仕事をしていて介護が困難な状態である。

. まわりの入所者に迷惑をかける人ではないか?

. 家族が理解をもらえる人か?

(安い費用でみてもらえるんです。忙しい中,面倒をみてもらえるだけでありがたいです!という気持ちを忘れないで面談した方がいいです。 誰でも面倒くさい家族の方とは関わりたくないですから・・・・。

まとめ

大切な家族の介護・・・本当に色々なことを考えますよね。 大切な家族だからこそ

やはり家で一緒に暮らしながら 面倒見ようかな・・・・と考えます。

父親と一緒に2年程 介護しながら暮らしましたが、やはり夜も何回もトイレに連れて行ったりおむつの失敗だったりと 毎日様子を見れて安心でしたが・・本当に大変でした。

それまで介護の知識が全くなかったため

食事の用意、おむつの世話、ひとりで勝手に出て行ったらどうしよう? などなど・・・。

他の家族の生活もあるし、もちろん仕事にも行かなくてはいけない。

ある程度 介護の勉強をしていくと 高齢者施設を利用する方がいいのではないかと気づきました。

施設の方が今は 介護は家族ではなくて プロに任せる時代ですよ  慣れない人が頑張りすぎると今度は家族の方が 倒れてしまいます。」と言ってくれました。 本当にその通りだと思います・・

母は倒れる前までは 一人で生活していて・・あまり人に頼ることやお願いすることが好きでなかったので介護制度を利用することが全くなかったのですが・・・ 普段から介護認定を受けておき、デイサービスに日頃から参加しておいた方がいいかもしれないですね。

ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

少しでも私の体験が役に立てば嬉しいです。

 

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